概要 セラム島の西寄り南側で、アンボン島の東側に位置する。 この島はインドネシアの英雄パティムラの生まれた地。 パティムラは本名Thomas Matulessy、1783年に生まれのキリスト教徒である。 一時イギリスの支配下におかれていた東インド全域がオランダに返還される時に反乱を起こし、3か月にわたってオランダ軍を麻痺させた。 最後には彼は捕えられ、アンボンのビクトリア要塞の前で絞首刑になったが、これによりマルクの英雄となった。 インドネシア政府は1973年パティムラは国家英雄とする。 大学や公共の施設には彼の名を関したものも多い。 1,000ルピアの紙幣にはパティムラの肖像が描かれている。 アンボンの空港もパティムラ空港となっている。 ジャカルタにはパティムラ通りというのもある。 |