ハワイの気候・服装

太平洋の真ん中にあるハワイ諸島は北回帰線上にあってハワイは蒸し暑さはなく、乾燥した爽やかな空気で生活しやすいところだ。

一年を通じて北東からのトレードウインド(貿易風)が吹いている。
どの島も中央に高い山があるため、北東からの強い風が山にぶつかって上昇し、雨雲となる。そのため、島の北側は雨量が多いが、山を越えた南西部は雨量も少ない。リゾートとして開発され、ホテルが建ち並ぶ地区の多くが南西方向に位置している。
また一方、太平洋上にあって、各方面の自然災害の影響を受けやすく、周辺地域の地震による津波やエルニーニョによる異常気象にも見舞われることがある。
午前中は比較的安定した天気でも、午後になると雨雲が多く出てきて、夕立が降ることがある。

常夏の島とはいえ、北半球にあって、夏期と冬期の温度差はあり、服装にも心掛ける必要がある。
11月〜3月は朝晩の温度が10℃を下回る。日中も30℃になることはなく、過ごしやすい。
天候は比較的不安定で、長い間好天気に恵まれることが少なく、曇天で時々夕立のような雨に見舞われることがある。
5月〜9月は日中の気温は暑く日差しが強いが清々しく蒸し暑さはなく、スポーツでもやっていない限り、市街地で汗をかくことも少ない。
しかし、夜は温度が下がり、20℃を下回る。
4月、10月は年により、気象状況が異なって、季節の変化が早く来たり、前の気候を引きずったりする不安定なところがある。


服装
半袖などの軽装だけでは、寒さに耐えられなくなることがある。
ショッピングセンターやバスの中はクーラーがきつくてミニや短パンでは寒さを感じる。決して厚手のものはいらないが、薄手の長袖は必携で、朝夕は長袖がちょうどいい。
地元の人も、パーカーやカーディガンを着ている人が少なくない。
日中、晴れていれば、日差しが強いので半袖や短パンでいいが、肌の露出が多いとお肌への刺激は強くなるので気にする向きにはご注意を。
日中のサングラスは強い日差しから目を保護するため、着用した方がいい。
US$20くらいからブランド品の$300もする高級品まで容易に調達もできる。特に偏光グラスのものは効果的だ。


その他の携行必需品
常備薬
平素、医師から処方されている薬は滞在日数分より少し多めに持参。欠航など不測の事態も予想しておきたい。
風邪薬、便秘・下痢などの整腸剤、鎮痛剤なども医師の処方は必要になったりして調達できない。
怪我などの手当てのファーストエイドの薬はドラッグストアで買えるが、近くで見つからなかったりして不便を感じる。最低限は携行すべきだ。
湿布や絆創膏テープなどもいる。