タスコ Taxco

概要

北米大陸最初の銀の発掘で栄えた高原の町
贅を尽くした威光が残る銀細工で栄えている。

メキシコ・シティーの南西約170km、海抜およそ1800mにあり、メキシコで最も美しい町の1つに数えられる。赤い屋根瓦と白壁が明るい太陽に映え、メキシコらしいたたずまいを見せている。16世紀の初め、スペイン人鉱夫によって北米最初の鉱山となったが、1743年にフランス人ホセ・デ・ラ・ポルダが大銀鉱脈を発見、一躍ブームタウンとなった。銀で財を成したポルダは豪華な教会や庭園に財産を注いだ。
その1つが1751~59年にかけて建設されたサンタ・プリスカ教会で、今や町のシンボル。

ソカロ(ポルダ広場)の一画に立ち、バロックの最高傑作の1つに数えられる建築である。
銀鉱脈は枯れたが、銀細工の技術は残され、今も銀の町として知られる。タスコに工房を構え、優れた銀のカロ工技術を伝えたギジェルモ・スフラットリングは、メキシコ古代美術の収集にも情熱を傾け、スフラットリング博物館にそのコレクションが収められている。
メキシコシティから日帰りできる木距離にある。(参考資料:観光局)


アクセス

メキシコシティからバスで3時間ほど
メキシコシティの南バスターミナル(地下鉄2号線の終点Tasquena(タスケーニャ)から徒歩5分) から。
2つのバス会社がある。
Estrella de Oro(エストレージャ・デ・オロ)
Estrela Blanca(エストレージャ ブランカ)

クエルナバカからは100km弱で車では1時間半から2時間程。