オアハカ Oaxaca

概要

オアハカ州の州都
コロニアル・シティと遺跡を楽しめる世界遺産の町
標高1550m、メキシコ・シティーの南東約450km。
人口約25.8万、
3つの渓谷の合流点に位置する。
先住民唯一の大統領ベニート・ファレスの生地でもある。
豊かな民族文化を残し、歴史地区と郊外のモンテ・アルバン遺跡は世界遺産に登録されている。建築物には地元産の緑の石が多く使われ、「緑のアンテケーラ」とも呼ばれる。 先住民人口比率が高いため、民族衣装の織物や民芸品なども豊富で土産物選びも楽しい。


オアハラ市内の見どころ

サシトドミンゴ教会
1575年から1世紀をかけて建造されたもの。
内部装飾は、メキシコ・バロックの傑作と言われ、天井の見事なレリーフ装飾は聖ドミンゴを中心とした聖者の系統樹とされる。


オアハカの遺跡群

モンテ・アルバン遺跡
市街の西の丘にある中央アメリカ最古の遺跡。世界遺産に登録されている。
紀元前800~400年頃、マヤ文明の最盛期に先駆けて高度な文化を持ったサボテカ族が建設したもの。 後に放棄され、ミステカ族の墳墓として使われた。
石に刻まれた裸の男たち「踊る人々」のレリーフが見どころ。
壁画で飾られた墳墓などもあり、入り口に出土品を展示する博物館がある。

ミトラ遺跡 Mitla
市街の東約46kmに位置するサボテカの遺跡。
アステカの言葉で「死んだ所」を意味し、モンテ・アルパンを放棄したサボテカが築いた祭祀センター。石柱が並ぶホール、モザイクで飾られた。
細かい石の壮麗な幾何学模様のモザイク装飾で飾られている壁面が見ところとなっている

ヤグール遺跡
ミステカ人の中心地として栄えた。