グアナファト Guanajuato

概要

銀で栄えた独立運動の舞台
標高2017mにある、かつての銀山の町。谷間を埋めて広がる街並みの美しさは、メキシコのコロニアルシティーの中でも屈指。
1546年に銀鉱脈を発見、16世紀半ばには世界で最も豊かな町となった。その後、17~18世紀にメキシコ中央高原が産出した銀は、世界の銀産出量の60%以上を占めたと言われる。

一方、中央高原の古都の多くは、独立運動の舞台ともなった。
1810年9月16日、グァナフアトで神父ミゲルイダルコによって独立への鐘が鳴らされ、政府軍に勝利したのがその第一歩。このとき、松明を背負って決死の突撃をしたのが若き鉱夫ピビラだった。
独立の英雄ピビラの像が立つ広場から一望する景観が素晴らしい。グァナフアトはメキシコ有数の大学都市でもある。

銀で成功した貴族たちの富は町の聖堂建築に反映され、イエズス会が建てたチュリゲラ様式のコンパニーア聖堂、フランシスコ会によるサンディエゴ教会のバロックのファサードなどの過剰装飾が、鉱山の街並みを華やかに飾った。(参考資料:観光局)


グアナファトの見どころ

アロンディガ・デ・グラナディータス
初めて解放軍が勝利した独立戦争の舞台。

ファレス劇場

キホーテ博物館
ドンキホーテコレクション)