エズナ Edzna
概要
360度の樹海を展望できるピラミッドがある。
カンペチェの南東61kmにあり、1907年に発見されたプウク様式の代表的なマヤ遺跡。
マヤ語で「イッア族の家」を意味すると言われ、「やまびこの家」「そぶり=身振りの家」との説もある。
紀元前600~300年頃に建設された農業集落で、マヤ最大規模の用水路を引いて農地を灌漑。豊かな農産地として人口1万を数える都市を形成していたと考えられている。紀元600~900年頃には政治、経済、宗教の中心として、周囲約6kmに及ぶ都市を形成する首都的な存在となった。
中心となる大アクロポリスは広場に面し、一辺が170mのプラットフォームの上にあり、その上の高さ30m、5層から成る神殿に向かって階段が延び、内部に蛇やジャガーの美しい彫刻がある。南側に小アクロポリスが隣接する。(参考資料:観光局)