チワワ Chihuahua

チワワ太平洋鉄道 Chihuahua Express

概要

峡谷を抜け、先住民文化に触れる山岳鉄道の旅へ
ロスモチス(カリフォルニア湾沿い)~チワワ(国境近く) 全長658km
コルテス海に近いロス・モチスと北部高原のチワワを結ぶ、チワワ太平洋鉄道が敷設されたのは1872年。今ではメキシコに残る唯一の旅客鉄道である。
途中で大小86のトンネルを抜け39の橋を渡り、車窓に繰り広げられる雄大な自然を堪能する。

毎日急行と各駅停車がそれぞれ上下1便あり、所要時間は約15時間。それぞれr早朝出発して夜遅く到着する。
峠を越え、時に激しく揺れながら渓谷を切り裂き、大きく曲がりくねった鉄橋を渡って進む。
ほぼ中間に位置し、海抜2250m、高度差1000mを超す断崖にあるディピサデロ駅では20分ほど停事。下車してバランカ・デル・コプレ(コツバー・キヤ二オン)の景観が楽しめる。

グランドキャニオンの4倍もの規模を誇る。
沿線の駅などで素朴な民芸品を売っている北部先住民族タラウマラ人は、コッパー・キヤ二オンやその周辺に5万人が住む。彼らの多くが暮らすクレエルは標高約2308mの高原の村で、十数軒のホテルがあり、近郊の村やイエズス会伝道所、古代の岩絵など景勝地への拠点。
夏は涼しいが冬の寒さは厳しい。 (参考資料:観光局)