通貨

新トルコリラ(TL、テュルク・リラスTurk Lirasi)
Turkish New Lira (TRL)
2005/01/01、新通貨になり、旧100万リラ→新1リラへ呼称単位変更)
補助単位はクルシュKurus(Kr)
紙幣:100TL、50TL、20TL、10TL、5TL、1TL。
硬貨:1TL、50YKr、25YKr、10YKr、5Kr、1Kr

レート
1YTL=100Kr。1TL≒53円(2011年5月5日現在)、1円=0.02Kr。

両替
日本円やドルがそのまま通用するところはお土産店など限定的で、市内では現地通貨が必要になる。ユーロは広く流通している

日本円は使える店が限定的で、レートも良くないので、日本でユーロに両替して持参したほうがいい。
特にイスタンブール以外の地方都市ではホテルでの日本円からの両替はできないことが多い。できてもとてもレートが悪い。
ただし、短期間のツアーなどではあまり現地通貨を多く使わないから、到着時にイスタンブールで滞在する場合には空港で両替しておいた方がいい。
国内線に乗継いで地方都市へ行く場合には、空港には銀行もないし、あっても遅い到着でしまっていることもあるので、ユーロ持参が必要になる。

トルコ・リラを外貨に再両替する場合や土産物を国外に持ち出す際、正規のルートで両替した外貨で購入したと証明するために必要となる。

エーゲ海、地中海のリゾート地では、両替所はたいてい深夜まで営業している。

中部アナトリア地方などでは、あまり両替所もないので、両替に不便を感じる。

クレジットカード
もっとも多く使われているクレジットカードは、VISA,Master,AMEX,Euro Cardはどこでも受け取ってくれる。
JCBは受け取ってくれない店もある。


時差
日本とー7時間 GMT+02:00時間
夏時間:
3月の最終日曜深夜1:00から10月の最終日曜の深夜1:00。
日本と-6時間 GMT+03:00時間)


気 候
地域によって気候や降水量の差が大きい。
朝夕と日中の寒暖の差が大きく、外出時は夏でも長袖は必携となる。

南部地中海沿岸・西部エーゲ海沿岸地方;
夏はエーゲ海北部では6月から9月、エーゲ海南部と地中海沿岸では4月から10月が暑く、。 40度を越えるが、湿度が低く過ごしやすい。晴天が続く
冬季は雨が多く、曇天が続く。

東部・アナトリア高原地帯;
冬はー20度にもなり、積雪量も多い。
夏は非常に暑い、湿度は低くしのぎやすい。

南東部アナトリア:
夏は暑く、冬も温暖で雨が多い。

黒海沿岸地方;
年間を通じて雨が多い。
夏も40度を超えることはないがかなり暑い。
冬は最低気温がー5度程度

南部平原地方;
夏は非常に暑い、45度を超えることがある。半砂漠気候。
冬はー10度と寒い。

服装
5月〜10月は日中は半袖で過ごせる。
朝夕と日中の寒暖の差が大きく、夜の外出時は夏でも長袖は必携となる。
ツアーで朝出発するときには、長袖をバスに持ち込んでおく必要がある。


電気・通信事情
電圧
220V,50Hz

プラグ
Cタイプ

テレビ・ビデオ方式
テレビ・ビデオはPAL方式。

DVD:
リージョンコードは2で日本と同じだが、ビデオと同様に方式が異なるため、一般的な家庭用DVDプレーヤーでは再生できない。

通信事情
モジュラータイプ:RJ-11(日本・アメリカと同じ)
インターネット;
国際通話の国番号;90

携帯電話
ヨーロッパやアジアと同じGSM方式のSIMカードが使える。
基本契約料金として25TLかかり、そのうえで、度数に応じたプリペイド(最低20TL)が必要になる。基本契約は9か月有効。
ヨーロッパ内で使っているSIMでそのままトルコ国内でも使えるので、ビジネスマンやツアーの添乗員などはそれを利用している。  


現地の旅行業者 Land-operator
ボントリップ Bontrip
個人や小グループのトルコの旅行に、品質の高い手配をしてくれるところとして定評がある。
日本の旅行会社でも、高品質のツアーはここで手配を依頼している。
3人の日本人スタッフが手配を担当している。
http://torukobontrip.com/


トルコの案内ガイド
トルコには流暢な日本語を話す人が多く、旅行ガイドもすべてトルコ人で、日本国籍の人がガイドになっていることはない。ガイドは厳しい試験をパスした国の認定を受けているものだけができる。
古代遺跡が多いトルコでは非常に高度な知識を必要とし、ヘレニスム文化など一般の日本人は学校でもあまり学ばなかった地域の文化歴史にも精通している。
もっとも、ツアーに参加する旅行者の方がほとんど理解していない場合が多いようだ。