概要 ロンドンから約250Km。人口:約30万人 ウェールズの首都。1955年にエリザベス女王から正式にウェールズの行政区として認められ、さらに1999年にウェールズが独立議会を持つようになってから、カーディフは名実ともにウェールズの首都となった。 18世紀の産業革命により、ウェールズの鉄や石炭の貿易港として急速に発展を遂げた町で、その繁栄ぶりは、19世紀に大富豪となったビュート公爵家が豪華絢爛な姿へと改修したカーディフ城にも表れている。 市街は2つのエリアに分けられる。ネオ・クラシック様式と呼ばれる白色の石造りの建物が並ぶ20世紀初頭にできたシビック・センターを中心としたエリアは、落ち着いた雰囲気を持っている。また、再開発されたウォーターフロントのカーディフ・ベイは、ショップやレストランが集まったマーメイド・キーなどで賑わいをみせている。 なお、ウェールズでのラグビー人気はサッカー以上。ここカーディフにはラグビーのワールドカップが開かれたミレニアム・スタジアムがある。 カーディフの西へ約6km行くと、ヨーロッパ屈指の野外博物館であるウェールズ生活博物館があり、広大な敷地内で紀元前1500年から現代の人々の生活ぶりを展示している。TA アクセス 鉄道: ロンドン・パディントン駅から約2時間。 長距離バス: ロンドン・ビクトリア・コーチ・ステーションから約3時間。 車: ロンドン市街から約2時間30分。 見どころ カーディフ城 Cardiff Castle 美しい芝生の上に歴史的な建造物が点在している。 約2千年の歳月の中で姿を変えてきた。城内には豪華な装飾の部屋が続く。 ローマ人の建設した要塞をノルマン人が改築したノーマン・キープや、時計台も見もの。 ナショナル・ミュージアム&ギャラリー National Museum & Garaly 1階は自然史関連の博物館となっていて、46億年前から現在にいたる地質や生態系の資料が展示されている。 2階は美術館で、ウェールズの美術品をはじめ、ターナーやフランスの印象派の絵画も展示されている。 開館:10:00-17:00、月曜、祝日休み スランダフ大聖堂 ウエールズ民族博物館 |