概要 イギリス南部の港湾都市。 ローマ人によって港が開かれて以来、この町は常に港とともに歴史を歩んできている。 1-3世紀には国内有数の貿易港となり、国内で生産した羊毛や毛織物を輸出、フランスからワインなどを輸入していた。 しかし、外国からの攻撃の被害に度々遭い、1338年にフランスに攻撃されたことを機に町の防御が強化された。今日でも城壁の遺構が残っている。 また、1348年にこの町に入港した貿易船からペストが周辺地域に流布したという過去も持つ。1912年には、北大西洋で氷山に衝突して沈没した客船タイタニック号がこの港から航海を始めている。 サザンプトンは中世から造船業が盛んで、近代においても町の主要産業となった。戦時中には軍艦のドックとしてして機能している。 現在は航空機や自動車の製造も行われている。kbt |