概要
インヴァネスの南西に位置する湖。
北東はネス川、南東はカレドニアン運河へと結ばれている。

長さが約35km、幅は約2kmと細長く、表面積は約56平方km。
ローモンド湖に次いでスコットランドで2番目に大きいが、水深が深いので水量はローモンド湖よりも多い。

南東の湖岸近くには、鉄器時代に造られたと言われる人工島のチェリー島が浮かんでいる。また、ネス湖はイギリス初の揚水発電システムのフォイヤー川の下部貯水池となっている。

日本ではネス湖と言えば未確認動物「ネッシー」で有名。
湖に住む巨大生物については、古くは7世紀末にアダムナンが著した「コロンバ伝」で、565年に聖コロンバが湖から現れた怪物を撃退した記述にまで遡る。
1930年代から目撃情報が多く飛び交うようになり、湖に浮かぶ怪物の姿の写真が発表されて話題となった。
湖畔のネス湖エキジビションセンターでは、ネス湖とネッシーに関わる資料が展示されている。kbt


アクセス
バス
インバネスのバス・ステーションから約30分。


湖畔の資料館
ネス湖エキシビションセンター Loch Ness 2000 Exhibition Centre
ネス湖の生態系などをビジュアル機器を使って紹介する資料館。
開館時間:11-4月毎日10:00-15:30、イースター-5月末毎日9:30-17:00、6・9月毎日9:00-18:00、7・8月毎日9:00-20:00、10・11月毎日9:30-17:30
ネス湖モンスター・ビジターセンター The Original Loch Ness Monster Visiter Center
『ネッシー』に関する資料館。

アルクハート城 Urquhart Castle