概要 ヘイスティングスの北東の小高い丘に位置する町。 町並みはテューダー様式とジョージアン建築が融和している。 レンガ造りの家の赤い屋根が並び、国内で最も美しい町のひとつとして評価されている。 現在は海岸線が後退して内陸にあるが、かつては周囲に海が迫る小さな漁村であった。~11世紀にノルマンディー公国の修道院の領地となったが、1205年にジョン王がノルマンディーを失うとフランスとの貿易港となった。イングランドに返還されると要塞化され、海岸を守る「5つの港」のひとつとして繁栄した。 しかし、外国船から度重なる攻撃を受け、1377年にはフランス人によって町の大部分が焼失したうえに、セント・メアリー教会の鐘が盗まれた。翌年、ライの男たちは報復に海を渡り、鐘を取り戻したと言われる。また、18世紀に横行した密輸の拠点としても知られ、密輸品は地下道を通って地下倉庫に収納された。この地下道はガイドツアーで巡ることができる。kbt |