概要
ダービーの東方、ロビン・フッドの伝説で有名な町。郊外にロビン・フッドが住んでいたと言われるシャーウッドの森がある。

ロビン・フッドは森に住んだ無法者の首領。14世紀頃から文献に登場している。市内にあるノッティンガム城は1068年に征服王ウィリアムによって建てられたののだが、13世紀の再建工事の際に市民が過酷な労働を強いられた。その監督をしていたのが、ロビンフットの敵役の州長官フィリップ・マークである。

ノッティンガムは中世の頃から手工業の町として栄えたが、産業革命期には織物業が盛んになり、特にレース編みで有名になった。
しかし、急速に都市が拡大し人口が増加すると、スラム化を招いた。
第二次世界大戦後はアジア諸国との価格競争に勝てず、織物産業は衰退した。現在は産業は様変わりし、国内外からいろいろな企業が進出している。
薬局チェーン「ブート」は19世紀半ばにこの町で誕生した。kbt