概要
イングランド南東のケント州にあり、ロンドンから日帰りも可能。
イングランドの城館の中で最も古い城のうちのひとつ。500エーカーの広大な敷地の中の小さな湖畔に端正な姿を見せる。
起源は9世紀だが、13世紀になりエドワード1世が所有して以来、王宮としての歴史を重ねている。
ヘンリー8世が要塞から居城へと変身させた。
イングランドの6人の王妃が住んだことから「貴婦人の館」とも呼ばれている。
レン川が流れる森林庭園、静かなパビリオン庭園、コテージ・スタイルのカルペパー庭園などいずれも季節の花が咲き乱れる。
また1999年にオープンしたレディー・バリー庭園は、バナナやパームツリーなどがあるエキゾティックな雰囲気。城の裏手には、100種以上の鳥を飼う鳥舎とともに植木で作られた迷路もある。
4月のグリーンハウス・ウィークエンド、初夏のオープン・エアー・コンサート、夏に開催されるフラワー・アート・フェスティバル、9月の気球大会などイベントも行われる。
庭園めぐりをするなら、リーズ城のほかにも20世紀の傑作といわれるシシングハースト・ガーデン Sissinghurst Castle Garden がある。廃墟となっていたエリザベス朝時代の城館を買いあげ、30年の時間をかけて名園を作り上げたもので、イギリスで一番美しい庭と賞賛されている。TA
ロンドンから半日の定期観光バスがたくさん運行されている。


アクセス
鉄道
ロンドン・ヴィクトリア駅からベアステッド駅へ約1時間。駅からリーズ城行きバスで終点下車。(鉄道料金+バス代+入場料を含んだ割安なオールインワン・チケットもある)


定期観光バシ以外の一切の車(バス、車とも)は駐車場から城内(庭園)シャトルバスでアクセスすることになっている。