概要 ロンドンの南西部にある、おもに16世紀から18世紀頃にかけて歴代の王が居住した宮殿。 16世紀前半に聖ヨハネ騎士団の荘園にヨークの大司教トマス・ウルジーが建てた館が基礎になっている。14世紀のマナーハウスをイメージし、大司教が贅を尽くした豪華な館はヘンリー8世に嫉妬され、やむなく王に献上することになったと言われる。 ヘンリー8世は大ホールをやテニスコートを増築し、その後の国王たちも増改築を加えて、現在の姿になっている。 宮殿の内部は公開されていて、中世の衣装をまとったガイドによるツアーで巡ることができる。日本語のパンフレットやオーディオガイドもある。 また、宮殿を取り巻く庭園も見事。毎年フラワー・ショーが開催され、よく手入れをされた花壇が目を楽しませてくれる。 一角には有名な「迷路園」があり、生垣が複雑に巡らされて迷路のようになっている。"kbt |