概要 ロンドンから約320km。マンチェスターから約65km。 2000年の歴史を物語るチェスターの町。 西暦79年に、ローマ帝国がディーバ要塞を築いてからウェールズ侵攻の拠点となった。 10世紀にはバイキングの略奪から市民を守るため城塞を延長強化し、要塞の街チェスターが築かれた。 中世にはチェスターはイギリス北西部の重要な港となり、ローソクや塩、チーズなどを中心に貿易が栄えた。 町は全長3.2キロの城壁 The City Wall にほぼ完全に囲まれていて、どこへも徒歩で歩ける。また城壁の上も散歩道となっている。 城壁内には、2階建てのショッピング・アーケード、ザ・ロウズ The Rows がある。 これは、16?18世紀に建てられた漆喰の白壁に黒い木の梁を持つ木骨造りの建築で、その配色のコントラストが美しい。また、ウォーターゲート通り Watergate St. には、伝統的な屋内マーケットやアンティーク・ショップが並んでいる。 風格を感じさせるチェスター大聖堂 Chester Cathedral は、約500年という年月をかけて建築された。 そのため、ゴシック建築ながらも各時代の様々な様式が取り入れられたものとなっている。このほかにも、チェスターのシンボルとなる美しい時計台イーストゲート・クロック Eastgate Clock や、チェスター城 Chester Castle などの見どころがある。TA アクセス 鉄道: ロンドン・ユーストン駅から約3時間30分。 長距離バス: ロンドン・ビクトリア・コーチ・ステーションから約5時間30分。 見どころ 大聖堂 「イーストケイト・クロック」; ビックベンに次いで人気がある。 |