*リスボンから北約200km *人口約9万人 *古い大学都市で、人口の約1割が学生で占める町。 *モンデゴ川の北岸の丘に大学を中心とした旧市街地区が広がる。 *カテドラル、中世の城壁、修道院などが集中する。 *イスラム教徒の支配を脱し、レコンキスタ(国土回復運動)後の12?13世紀に、ポルトガル王国の最後の首都が置かれ、大学もその時期に創設されて町は栄えた。 *旧市街の観光ポイントは石段で上がったところに多く集まっているので、まずはバスで一番上の大学へ上がって、ゆっくり見学をしながらモンデゴ川まで下りていくといい。 *サンタクララ橋を渡って対岸に行くと、旧市街の全景の写真が収められる。 見どころ コインブラ大学 1290年創設の古い歴史を持つ大学。鉄の門広場を中心に丘の頂きを占める大学は旧部分と新部分に分かれるが、見どころは旧大学。 新カテドラル Se Nova 1598年にイエズス会の学校の付属教会として建てられた。バロック様式の正面ファサードが美しい。 旧カテドラル Se Velha 初代ポルトガル王アフォンソ・エンリケスにより1140年から建設され、完成に1世紀あまりかかった。 せまい旧市街の石段で上下するところにある。イスラム教徒からの攻撃の再来で要塞のような外観をしている。 マシャード・デ・カストロ美術館 Museu Machado de Castro 旧司教館だった建物を利用した、彫刻、絵画を展示する美術館。「中世の騎馬像」が有名。地下にはローマ時代の地下堂があり見学できる。 サンタ・クルス修道院 Monsteiro de santa Cruz 12世紀にアフォンソ・エンリケスが創建し、16世紀にマヌエル1世が大改装を行った。静寂の回廊 Claustro do Siliencio の土台はローマ時代に作られたもの。重厚な「鉄の門(無情の門)」をくぐり中庭に入ると、大学の施設となっている 中世の建築物の数々がある。 涙の館 Quinta das Lagrimas 建物は現在はホテルになっている。ここの庭園にある「涙の泉 Fonte das Lagrimas」は、ペドロ王子の恋人イネスが殺された場所で(アルコバサのページを参照)、底にある赤い石はイネスの血で染まったものと言われている。TA |