●ナポリ湾の先端部、アマルフィ海岸の西側の町。
人口1万9500人
ヴェスヴィオ周遊鉄道の終点。
アマルフイ海岸への出発地で、バスの発着地となる。
カプリ島に最も近い港町(15分)。
●急斜面のわずかな面積の中に集中する市街地は夏になるとごったかえすほど旅行者が多い。
●毎年11月頃には、イタリア映画を対象としたソレント映画祭 Sorrento Film Festivalが開催される。


アクセス
鉄道;
ナポリ中央駅(ガリバルディ)のヴェスヴィオ周遊鉄道のソレント行きで終点下車。
各駅停車の鈍行と快速があるが、途中で追い抜かれることはない。
同じホームからはソレントに行かず、サルノSalno行きもあるので間違えないように。

ナポリ・ベヴェレッロ港 Molo Beverelloから高速船で約1時間。
アマルフィ海岸の町へのバスSITAは駅前から出発するので、市バスで駅まで上がる(5分)チケットは近くの土産店で購入する。1ユーロ。
アマルフィ海岸へ乗り継ぐ場合には、アマルフィ海岸全体を1日中自由に乗り降りできるチケット、ユニコ・コスティエラ UNICO COSTIERAを購入する方がいい。(2ユーロ)
なお、このチケットはサレルノはカバーしていない。


町の様子
●駅と港の間の蛇行する坂道が市バスも連絡している市街地、その中間にあるタッソ広場が中心地。
●タッソ広場を挟んでいる通りがソレントの目抜き通りイタリア大通りCorso Italla。
周辺約300mに高級ブティックなどが並ぶ。
●イタリア大通りは、10:00〜13:00と19:00〜翌7:00の間、歩行者専用道路になる。
近くのアンジェリーナ・ラウロ広場Plazza Angellna Lauroの方は庶民的な雰囲気になっている。
●駅から港マリーナ・ピッコラMarina Piccolaへはくだりの坂道や200段ほどの階段なので、徒歩でも楽だが、反対に港から駅へはかなりきつい。傍のバスの利用がおすすめだ。
●タッソ広場 Piazza Tassoから西へ徒歩15分のマリーナ・グーランデ Marina Grandeには小さな砂浜があり、近くの桟橋にはパラソルとデッキチェアが華やかに並んでいる。デッキチェア、パラソルは借りられる(l日15ユーロほど)。
●カーポ通り Via Capoを西に20分歩くと、古代ローマのヴィツラ・ポッリオ・フェリックス Villa Pollio Felixの遺跡がある、その中にすばらしい眺めのジョヴァンナ王妃のビーチ Bagni Regina Giovannaという名の海岸がある。
マッサルブレンセ Massalubrense行きのバスもある
●町の東側、マリネッラMannellaにも小さなビーチがある。
夏にはボートクルーズもある。



見どころ
大聖堂 Duomo
イタリア大通り沿いにある
コッレアーレ館Palazzo Correale
同じ建物内のコッレアーレ美術館Museo Correaleがある。17〜18世紀のナポリの美術作品が展示されている。
庭園からはナポリ湾が望め、階段で海辺へ下りて行くことが出来る。
Via Correale  水〜月9.00〜1400。
市民公園 Villa Comunaleから望む、起伏に富んだ海岸線の眺めはまさに絶景。
公園のすぐそばにあるサン・フランチェスコ教会chiesa di San Francescoの美しい回廊がある庭からも景観が望める。