●駅から海岸までが近く、約1kmの幅広い遊歩道になっている海岸通りはアマルフィ海岸の町とは対照的だ。 ●第2次世界大戦でアメリカ軍がこの町の近くに上陸したため、町はひどい戦闘に見舞われ、古い街並みの大部分が崩壊していて、戦後の新しい建物が多いが、古い中世の町並みを残している地区もある。 ●アマルフイ海岸のゲートウエイであり、南東のハエストウムPaestumやチレント海岸Costiera Cilentanaの拠点としても重要な交通の要所となっている。 ●人口約20万人 アクセス ●鉄道; ローマ、ナポリからのES,ICが停車する。 ナポリからESで約30分、ICで約40分、鈍行で50〜75分 駅前からは市内循環のバス発着所と、アマルフィ、ポンペイ行きなどのバス(SITA社)の停留所がある。 ●バス; サレルノを発着するSITAバスは行き先によって停留所が異なる。 いずれもSITAバスのバスターミナルではないので、次々に来るバスの行き先を確認しなくてはならない。チケットは車内販売がないので、予め近くの売店・バールで購入しておかなくてはならない。~ --アマルフイ行きは鉄道駅前のヴィットリオ・ヴェネト広場に停留所がある。 始発地はここではない(駅裏)。だいたい1時間に1本。 --ナポリ行きは、Corso Garibaldi 134の「バール・チョツフイBar Cioffi」前から25分おきに発車する。 --ポンペイ行きは、駅前ヴィットリオ・ヴェネト広場から出る。CSTP社のバスNo4、No41 --パエストゥム Paestumをはじめ、南の海岸の町へ行くバスは、コンコルディア広場 Piazza della Concordiaから出る。 パエストゥムはサプリ Sapri行きに乗る 町の様子 ●市内を散策するのには、市バスを使うほど町は大きくはない。 ●鉄道の駅は町の東端、ヴィットリオ・ヴェネト広場 PiazzaVittorio Venetoにある。 アマルフィ行き長距離SITAバスも始発地ではないが、この駅前に停まる。 この駅前から始まるヴィットリオ・エマヌエーレ大通りCorso Vittorio Emanueleが、メ-インストリートで、歩行者専用道路で中世の旧市街まで北西に延びている。 この通りと並行に走っているのがガリバルディ大通りCorso Garibaldiで、先に進むと ローマ通り Via Romaと名を変え、町を出てアマルフイ海岸に向かう。 ●駅前から海を見て約100m進む海沿いの並木道のプロムナード、ルンゴマーレ・トリエステ Lungomare Triesteに出る。 見どころ ●大聖堂 Duomo 中世地区のゆるやかな坂の途中にある。Piazza Alfano 17:00〜12:0016:00〜19:30。 1980年の地震で甚大な被害を受けている。 建物の入口を入ると、前庭があり、28本のほっそりとした列柱に囲まれている。 パエストウムの遺跡から持ち込まれたローマ時代の柱の再利用で、イスラム建築のムーア風の雰囲気に造られている。 聖堂内には、十字軍の礼拝堂 Cappella delle Crociateと呼ばれるチャペルがある。ここに十字軍の武器が捧げられていることからそう呼ばれている。 ●アレキ城 Castello di Arechi 城へ向かうリソルジメント通り Via Risorgimentoからは、海岸線の美しい景色が眺望できる。 Via Benedetto Crocet 9:00〜日没1時間前日 無料。 ●県立考古学博物館 Museo ArcheoJogico ProvinciaLe Via San Benedetto 28 月〜土9:00〜13:0016:00〜20:00 無料。 |