●ナポリ南西の近郊 ●女優のソフィア・ローレンが生まれた町。 ●紀元前530年にギリシア人によって開かれた町で、その後のローマ人の建設した遺跡が残されているが、地震活動が盛んに繰り返されたため、建物も大きな被害を受けたきた。 ●この港からプローチダ島やイスキア島へのフェリーが就航している。 これらの島へは最も安く行くことが出来るルートだ。ブローチダ∈2.35、イスキア4.90。高速船は高い。 アクセス ●鉄道; ナポリ市内の地下鉄モンテサントMontesanto駅からフレグレア周遊鉄道(チルクムフレグレア)Circumflegreaクマーナ線CumanaでポッツォーリPozzuoliまで約20分。 地下鉄モンテサントMontesanto駅からフレグレア周遊鉄道(チルクムフレグレア)Circumflegrea駅までは建物が入り組んでいてわかりにくいので、近くの通行人に尋ねるといい。 町が港に向かって下りになっていて見どころが山の上の方にあるので、ソルファターラSolfataraに近い地下鉄を利用しAgnano駅下車、復路はフレグレア周遊鉄道クマーナ線を利用するといい。引き続きクーマ遺跡へも便利だ。 なお、その中間にFS線ポッツォーリ駅があり、円形闘技場にはこちらが近い。 ●バス: ナポリ駅前から152番のバスで港の前に行く。往路はどこがポッツォーリの港前だかわからないので、帰路に利用するといい。 ナポリの地下鉄、バス、ト湖の電車とも同じチケットで利用できる。 見どころ ●フラヴィオ円形闘技場 Anfiteatro Flavi 2万人以上を収容できるイタリアで3番目に大きい. ロシーニ通りVia Rosiniを北東に進む。 ●ソルファターラ Solfatara 荒涼たる噴火口。 円形闘技場からさらに2kmほどロシーニ通りVia Solfataraを北東方向に上る。 別府の地獄谷のように熱い温度のきつい硫黄のにおいの蒸気が地面から噴き出して泥がボコボコと音を立てている。ミネラルを多く含んだ泥は、古代から現代まで、病気などの治療に利用されている。 ●セラピスの神殿 Tempio di Serapide 港の東側に位置する。エジプトの神セラピスの彫像が見つかったことからこの名がついたという。たびたびの地殻変動で地盤の隆起と沈下が繰り返されている。 ●サンタ・マリア・デッレ・グラツイェSantaMariadelle Grazie教会 セラピスの神殿から400mのところにあり、ここも年間数センチの地盤沈下している。 Via Rosini 近郊 ●アヴェルノ湖 Lago d'Averno ポッツオーリから内陸部へ5km入る。 3つあるカルデラ湖の1つで、このあたりには、神話の舞台になった場所が多い。 |