リパリ島 lsola di Lipari 概要 エオリエ諸島最大の島。最も開発が進んでいる島で、宿泊施設の数も多く充実している。古代から黒曜石が豊富に産出するために、人間が定住し始め、その輸出で栄えてきていた。今は軽石採掘の中心地となっている。 入江が多く起伏に富んでいて,海岸部は西側で海面から高く,,東側は低地である。 リバリの2つの港がある。 マリーナ・ルンガMarina Lunga マリーナ・コルタMarina Corta 2つを分ける崖の上には、16世紀の城壁に囲まれた城塞があり、町の旧市街は、その城壁の間に広がっている。 リパリ島へのアクセス シチリア島北東部のミラッツォ Milazzo港からフェリーと高速艇が定期的に運航している。 年中運行されているが、夏季には複数の船会社の高速艇が運行される。 ミラッツォ港へはローマやナポリからは空路では、パレルモ空港でなくカターニア空港便を利用する方が便利だ。 ナポリからはフェリーも州2〜3便運行されているが、天候によって所要時間が大幅に変わる。 多くがリパリ島行きとなる。他の島へ行く便はリパリから運行される。 リパリ島の眺望ポイント プンタッツェの岬: アリクーデイ、フィリクーデイ、サリーナ、バナレーアとストロンポリの5島を見渡すことができる。 クヮトロッキ Quattrocchi展望台 ベルベデーレ Belvedere ピアノコンテに行く途中にある展望台。 リパリ島内の交通 マリーナ・ルンガから、カンネートCanneto、ポルティチェッロPorticello、クアットロバーニQuattropaniに向けてそれぞれ一日7〜9本運行されている。 バイクのレンタルもある。 リパリ島の現地日帰りクルーズツアー いずれも3〜10月に週2〜3回催行。 島内巡り 7島めぐり ストロンポリ島火山登山(約6時間) ストロンポリ島夜間ツアー(溶岩の流れ道見物)12時間半 アリクーディ島とフィリクーディ島へのツアー(約9時間半) リパリ島の見どころ 城塞 Castello 新石器時代から青銅器時代にかけてエオリエ諸島の中心的集落,ギリシャ人の町「リバラ」のアクロポリスであり,またロ一マ人の町の最初の中心だったところ. 長い間興亡を繰り返してきたが、1544年に海賊パルバロッサがこの町を略奪した後、スペイン人が堅牢な城壁を再建し、現在見るように、城と町を城壁で囲んでいるものとなった。 城壁の中にはパルバロッサが壊したノルマンの教会の代わりに1654年に建てられたバロック様式の大聖堂Cattedraleが建っている。 大聖堂 Cattedrale ノルマン時代の創建で,町が海賊パルバロッサ Barbarossaによつて破壊されたのち再建され1564年にパロック様式に改築された。 ファサードは1761年のものとなる。 エオリエ諸島考古学博物館 Museo Archeologico 城塞地区の中にあり、エオリエ諸島の各島から出土した新石器時代、青銅器時代からローマ時代までの遺物などのコレクション。 青銅器時代の住居跡 Resti di Capanne 城塞内にあるる円形の小屋の跡。 土台しか残っていない。 リパリ島のホテル 2つの港マリーナ・ルンガとマリーナ・コルタ周辺に集中している。 レジデンス・ラ・ジャッラ ★★★★ 港の近く。キチネット付 レジデンス・A・エオリエ ★★★★ 町の中心の歩行者専用道路に面している。キチネット付。 ホテル・メア ★★★★ 港の近くの高台にある位置する。キチネット付 カーザ・マファルダ B&B ★★★ マリーナ・コルタの近く。 。 |