概要 人口約4000人、 トスカーナ州の南端、ラツィオ州の境に位置する、標高290mの小高い丘上の中世都市。 城壁に囲まれ、昔ながらの面影が残っている美しい町。 ソヴァーナは極上の赤ワインを作る町として有名で、ワイン通にはSovana DOCとしてよく知られる。 古代エトルリアの遺跡に沿って町が発展し、紀元前7世紀のエトルスキ人の居住跡、墓地などエトルリア遺跡が転々とのkされている。 13世紀末にはローマのオルシーニ家の支配下に、15世紀末にはソラーノやピティリアーノなどの近隣の町と同じく、シエナ人の手に落ちる。 さらに16世紀中ごろにはメディチ家の手に渡り、トスカーナ大公国に吸収される。 町の中心は美しいプレトーリオ広場 Piazza del Pretorio。 12世紀から13世紀に建てられたサンタ・マリア教会 Santa Maria が建っている。 近郊に、同様の中世の美しい小都市ピティリアーノ Pitiglianoが絶壁の上にある。 観光局サイト: http://www.comune.sorano.gr.it/ アクセス 鉄道: ローマ・テルミニ〜ピサ方面とを結ぶルートのGrossetoまたは Orbetello駅前からピティリアーノPitigliano行きバスで約1時間30分。運行頻度が少ないので、十分な余裕を持って行くべきだ。 ピティリアーノPitiglianoと両方を観光するように計画するといい。両方の間は車(タクシー)で10分ほど。 ヴィテルボからイスキア・ディ・カストロ乗り換えでピティリアーノへ行くのもある。 |
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