(フリウリ・ヴェネチア・ジューリア特別自治州ウーディネ県) 標高138m 人口:約13000人 ●ウディーネの北東17km、ナティゾーネNatisone川の河畔の町。 この地方で最も風光明媚な町としてトリエステの北部を旅行する人たちが必ず訪れるところ。 ●紀元前50年にユリウス・カエサルによって建設されたローマの遺跡の上に,紀元6世紀ころからランゴバルド族が侵入、その約200年後の中世にアクイレイアの大司教座がここに移される。さらにヴェネチア政権時代になったこともある。 ●過去数回にわたる地震で大被害を受けながらも中世の旧市街が残されている。 見どころ ●ディアヴォロ橋 Ponte del Diavolo:(悪魔の橋) チヴィダーレで最も景色の美しいところといわれている。 15世紀中頃に,ナティゾーネ川に建設された高さ22mの2つのアーチ状の石造りの橋。 第1次大戦で損壊されたが、すぐに修復されている。 ●ランゴバルドの小神殿 Tempietto Longobardo: サン・ピアジオ広場の近く。 8世紀ころ建造、13世紀の地震の後、建て直されたロンコバルド建築の代表作で壁面にロンコパルド装飾が残されている。 四角形の集会堂の天井はアーチを十字に組合せたゴチック様式のドームになっている。 サンタ・マリア・イン・ヴァッレ祈祷堂Oratorio di Santa Mariain Valleとも呼ばれている。 ●サン・ビアージョ教会 S.Biagio: ランコバルドの小神殿の広場の反対側, 15世紀のコシック様式の小教会。 ●ドゥオモ Duomo: ドゥオモ広場Piazza del Duomoは古代のフォロ・ロマーノのあったところで町の中心部となっている。 聖堂は15世紀にヴェネト・ゴシック様式で建設されていたが,16世紀にファサード部分を残して、ルネッサンス様式に改造されている。 大聖堂に付随するキリスト教美術館Musseo Cristianoには、8世紀のランゴバルド彫刻の代表作「ラチス公の祭壇」がある。 ●国立考古博物館 Museo Acheologico Nazionale: ドゥオモの左手。 て7世紀のロンコバルド芸術の金細工象牙彫刻、写本、挿絵の代表的作例が収められている。 ●サン・ジョヴァンニ教会 S.Giovanni: ●サン・フランチェスコ教会 S.Francesco: ●サン・ビエトロ・アイ・ヴォルティ教会S.Pietro ai Volti: ●ケルトの地下墳墓 Ipogeo Celtico: |