(トレンティーノ・アルト・アデイジェ特別自治州ボルツァーノ県) 標高838m。 人口:約13000人。 ●リエンツァ川の流れる渓谷がトウレス渓谷に入り込む広い草原の中に位置する。 ●活気のある小都市で、ホテルなどの収容施設がよく整備されている。 ●教区教会にはこの町で生まれたアルト・アーディジェの1400年代の偉大な彫刻家兼画家、ミカエル・パテェル作の十字架像が保存されている。 見どころ ●チッタ通り Via di Citta: 旧市街にある通り。 錬鉄製の紋章のついた商店が多く見られ,張り出しと狭間つきの破風のある典型的な北方様式の特徴のある家々が並んでいる。 ●ブルニーコ城 Cantello: 標高862mの丘の上に建っている。 ブレッサノーネの司教の夏の住居であった城は1200年代に建てられ、 15〜16世紀の改修。 当時のままの素朴で力強い外観を保ち、アーチ型の大階段とフレスコ画で描かれている歴代司教の一連の紋章が特徴の中庭もそのまま残っている。 山の斜面に心を打つ戦没者の墓地cimitero diguerraがある。 城は町と二本の長い城壁によって結ばれている。 ●県立風俗習慣博物館Museo provinciale de gli usi e costumi: テオドーネTeodone村にある。 3haの土地がマイール・アム・ホ一フMair am Hofのマーゾmaso(古い住宅付き農地)になっている。 数多くの農村の建物が再現されており.羊飼いの山小屋,干し草置場,水車小屋,製材所.鍛冶場がある。 16世紀の地主の家とその隣の納屋には家財道具,農具類のコレクションがある。 月曜と11月−3月休館。 周辺の見どころ ●カステル・ランベルトCastel Lamberto: 南東へ4km。 11世紀の築城、17世紀の改修されている。 途中、3km地点に別荘地のリスコーネRisconeがあり、ここからロープウエイでプラン・デ・コロネスPlandeCorones(標高2237m)まで登る。 ドロミテ・アルプスが眺望できる。 ●サン・ロレンツオ・デイ・セパートSan Lorenzo di Sebato: 東へ4km。 バディア渓谷 Val Badiaの出口にある避暑地。 教区教会にパロック様式の木造の説教壌と彫像がある。 ●ヴァルタオラ Valdaora: 標高1048m。 南東へ11km。リエンツァ川の左岸。 自治体が点在する美しい高原。 アンテルセルヴァ渓谷 Va11e Anterselvaの出口に面している別荘地,ウインタースポーツの地。 |