(トレンティーノ・アルト・アディジェ特別自治州ボルツァーノ県) 標高559m。 人口:約20,000人。 ●ヴェローナから北へ約150km、ボルツザーノからは約40kmに位置する. ●アルプスの水を集めたイザルコIsarco川とリエンツァRienza川の2つが合流する地点。 ●また東チロルからのプステリーア街道 Strada della Pusteriaとブレンネル街道 Strada del Brenneroの合流地点も近い。 ●町には,1027〜1803年まで800年も続いた強大な司教支配の中心であった長い時代の史跡が残されている。 ●ドイツとイタリアの間の交易ルートにあったため、ロマネスク様式からバロック様式までの建築物,記念碑にはドイツのな影響を強く受けている。 アクセス ●鉄道 ヴェローナからインスブルック方面行き特急ECで2時間、2時間間隔。 その他普通列車が2時間15分、2-3時間間隔。 見どころ ●ボルティチ・マッジョーリ通りの家並み Via dei Portici Maggiori: 史跡地区にある通り。商店が多いが.中世本来の特色を保っており,狭間と窓に張り出しのついた16−17世紀の家屋が並んでいる。 中ほどに昔の町役場があり,中庭に「ソロモンの審判」が描かれている。 ●教区教会広場 Piazza de11a Parrocchia: 15世紀のゴシック様式のサン・ミケーレS.Michele教区教会がそびえている。 白い塔 Torre Biancaと呼ばれ,高い三連窓のある尖塔付きの美しい鐘楼がある。 ●ドゥオモ Duomo: 最初の建造は10世紀だが、後に13世紀、ロマネスク様式に変わり、現在見られるのは1745〜90年のバロック様式のもの。 2つの高い鐘楼が見下ろしている。 ●司教伯館 Palazzo dei Principi Vescovi: 要塞のような建物で前方に堀がある。 1909年に町の誕生1000年を記念して建てられた「千年至福の円柱colonna del Millennio」の前にあるパラッツォ広場 Piazza del Palazzoにそびえている。 最初のものは13世紀前半に建造され、その後時代とともにたびたび改修されている。 1964年までは司教区庁の本部として使われた。 現在は司教区博物館 Museo diocesanoがこの中にある。 ボルツァーノ県最大の博物館のひとつ。70室に彫刻,絵画など美術のコレクションが展示されている。 3月中旬−10月のみ開館。(日曜休館) ハイキング ●町立プレツサノーネ山小屋 Rifugio Citta di Bressanone: 標高2447m、ヴァルクローチェValcroce(標高2050m)までロープウェイがあり、そこから徒歩で1時間30分,またはリフトに乗る。 山小屋はプレッサノーネの東の大きな山塊、標高2504mのチーマ・チッラ・フローゼCima del1a Ploseの尾根の上にある。 周辺の見どころ ●ノヴァチェッラ大修道院 Abbazia di Novacella: 北へ3km。 1142年にプレッサノーネの司教,福者アルトマンノArtmannoによって創設されたもの。 ●リオ・ディ・ブステリーア Rio di Pusteria: 標高777m。 北東に10km。 ヴァッレス渓谷val di ValIesの出口にある別荘地,ウインタースポーツのリゾート地。 |