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(ウンブリア州 州都) ローマから172km、フィレンツェから154km 人口;約15万人 ●標高500mの丘の上に出来ている、3つの小高い山の尾根づたいに三方向に広がっているような町。 ●紀元前6〜7世紀頃にできたエトルリア時代の古い遺跡の残るところである。 ●アップダウンの多い市街地全体が城壁に囲まれている。 ●大部分は車の乗り入れができないので、大駐車場から中心地まではエスカレーターやエレベーターで上がるようになっている。 ●ペルージャ大学内にイタリア語の研修コースが設けられているため、世界各地から若者が集まっていてにぎやかな町で国際色豊かである。まじめに学ぶ学生ばかりか、遊学兼留学しているものや国際情勢が影響して半ば亡命的にきているイスラム系の人も少なくない。 ●イタリアを代表するような産業も多く、スパゲッティのブイトーニやチョコレートのペルジーナなどの本社もあり、全体として豊かな町となっている。 ●サッカーの中田英寿選手が初めて海外でプレイしたのが当地のチームで、以来日本人にもこの町の名前が広く知られるようになった。 アクセス ●鉄道 ローマ・テルミニ駅からFS線がほぼ2時間間隔。 大部分の列車は少し手前のFolignoで乗換えとなる。 少し早めの出発で直通があるので、出来ればこれを利用するといい。 直通で約2時間40分。特急ESでも2時間20分。 列車は途中から単線区間になるため、たびたび遅れが生じ乗換駅で接続できない。待ってなどくれない。 次の時間までほぼ1時間待ちなどになるので、時間的に無駄が出る。 そんな場合にはFoligno駅前からタクシーを使うことも出来る。25分、約60ユーロ。 駅前には市内バスが発着しているが、殆ど旧市街入口までは行く。 バスは丘の上の旧市街のイタリア広場Piazza Italiaまで行く。約15分 バスのチケットは駅左手にチケット窓口がある。 町が大きいのと、アップダウンがきついので徒歩で旧市街まで行くのは無理がある。 FS線の乗換駅のフォリーニョFolignoからはウンブリア中央鉄道F.C.U.もあり、ペルージャは旧市街地に近い丘の中腹のペルージャ・サンタンナ駅まで行くが、旅行者にはあまり利用価値がない。 見どころ ●11月4日広場 Piazza Novembre 町の中心の広場にこの町の見どころの大部分が集まっている。 ローマなどからの長距離バスのターミナルのあるイタリア広場からは遊歩道となっているヴァヌッチ通り Corso Vannucci を進むとこの広場に出る。 広場中央に大噴水 Fontana Maggiore がある。広場は13世紀の政庁舎だったゴシック様式のプリオーリ宮殿 Palazzo del Priori や守護聖人聖ロレンツォを祭るカテドラルなどの建物に囲まれている。 ●エトルリア門 Arco Etrusco エトルリア人による紀元前3世紀に建造された巨大な城門。~ |