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人口22761 ●火山性凝灰岩の岩盤の上に立つ景勝地で、すぐ近くをローマ・フィテンツェ間を結ぶ高速道路1号線(A1)、新幹線、在来線が平行して走るため、ツアーで遠望することも多い。 ●紀元前5〜3世紀のエトルリア人の重要な都市であったが、その後ローマ時代になってローマ教皇勢力の重要な拠点として中世まで受け継がれていったという長い歴史ある都市である。 そのため歴史ある建造物が多い。特に町の中心に建つ大聖堂はその大きさといい内容の豪華さといいこの町には似つかわしくないほどのサイズである。 ●丘のすぐ下が鉄道FS線の駅で、ケーブルもバスもあり容易に訪れることが出来る。 -この地方は良質の白ワイン「オルヴィエート」を産するところで、周囲の丘陵地は一面ブドウ畑となっている。 アクセス ●鉄道: ローマ・テルミニ駅からICで約1時間、鈍行で約1時間20分。約1時間ごとにどちらかがある。 日帰りする場合には帰りの列車の時間を確かめておくといい。 駅前からはケーブルカーで山の上まで。 ケーブルカーを降りて、中心部の大聖堂までは、緩やかな登り道(カブール通り)を約1km歩くか、ミニバスであがる。ケーブルに乗るときに1日チケットを購入すると上でこのミニバスを利用できる。季節にもよるが、往路はこのバスを利用して大聖堂前まで行き、復路にゆっくり歩くといい。 大型バスの駐車場が駅に近いところにあるため、シーズンや曜日によっては復路のケーブルが満員になって降りるのに時間がかかるので、余裕をもっておく。 ●車: ローマから約1時間。 山の上までは上がることができず、駐車場に入る。そこから大聖堂まで旧市街地を歩く。 見どころ ●大聖堂(ドゥオモ)Duomo: 3世紀末ロマネスクからゴチックへと移る時期に建設が始まり、最終的な完成は、1600年になる。 建設が進むに従ってその時代々々の建築様式が反映されている。 それぞれの時代の多くの建築家、彫刻家、画家、モザイク職人たちがその建造に当たった。 正面のファサードはゴシック様式で彩色大理石を組み合わせている。 ●ソリアーノ宮Palazzo Soliano: 大聖堂の右隣、大聖堂の付属博物館になっている。 ●レプブリカ広場Piazza della Repubblica 市庁舎、サンタンドレア教会が建つ。 ●ポポロ宮Palazzo del Popolo: ●サン・パトリツィオの井戸Pozzo di San Patrizio ケーブルカーの駅横に位置する。 ショッピング 大聖堂周辺と、レパブリック広場からケーブルカーの駅までのカブール通りCorso Cavourがショッピングにお薦めのエリア。 オルヴィエトワインは日本でも人気が高いが、ここにはウンブリア州立のワイン庫(カンティーナ)があり、見学もできる。 陶器: 周辺地域の冬季の村で作られた色とりどりの色彩とデザインの陶器はイタリアの中でもよく知られている。 |