概要 フィレンツェから北へフィレンツオーラ Firenzuolaへ向かうと、エミリア・ロマーニヤ州との境に近い地域に位置する。 アベニン山脈の尾根と,これに並行するアルノ川流域を隔てる山脈の間に広がっている。 トスカーナの伝統的な村が集まったムジェッロMugelloと呼ばれる地域がある。 谷底はいたるところにブドウ畑,果樹園など栽培地となっている。 ここのブドウ畑からはトスカーナの第一級ワインが生まれている。 このあたりのワイナリーを巡るルートは「ストラーダ・デル・ヴィーノ」Strada del Vinoと呼ばれ、フィレンツェからツアーも催行されている。 キヤンテイ・ルフィーノChianti Rufinoやコツリ・フィオレンティーニColli Fiorentiniを生産する地域を巡ることができる。 市内の観光案内所でチェックするといい。 メディチ家はムジェッロの出身で、この地域に広大な土地を所有していた。メディチ家の城や邸宅、宮殿などがあちこちに点在し、そのいくつかは公開されている。 フィレンツェの大聖堂の鐘楼を設計したジオットが生まれた地でもある。 生家はヴエスビニヤーノVespignanoの教会の側にある。 |