概要 ●ダブリンの北西、約60kmにある巨大な古墳で、周辺一体の遺跡群を含めて世界遺産に登録されている。 ●丘の上に位置するこの古墳は、エジプトのピラミッドよりも古い時代に建造されたものといわれる。 ●冬至にあわせて太陽光が内部通路から墓室に差し込むように造られていることから、当時の天文学の知識の高さや、太陽信仰などもうかがえる。 ●巨大な石板を組み合わせた建築方法や、墳墓の周囲の石に刻まれた渦巻き模様など、今だ謎に包まれている部分も多い。 なお、ニューグレンジの南には、古代ケルトの聖地だったとされるタラの丘遺跡もある。こちらは、アイルランドに侵攻したケルト人のタラ王が築いた国家の跡。 ●遺構の数は少ないが、ビジターセンターではケルト王国の時代を知ることができる。kbt 見どころ ●ポイント川古戦場; タラの丘;ケルト人の聖地 ●モナスターボイス; 先端が破壊された尖塔ラウンドタワーの周囲に多くの墓標がある |