セゲド Szeged
概要
ブダペストから南へ191kmに位置する。人口約17万人、古代ローマ時代から栄えた町で、南部商業の中心地だった。
年間日照時間2100時間もあるため,「日光の降り注ぐ町」とされる。
陽の光の恩恵を受けて、この地はハンガリー名物パプリカの産地となっている。
ティサ川とマロシュ川の合流点。
1879年の大洪水で町のほとんどの建物が崩壊し、ヨーロッパ諸国の援助によって復興を果たし、現在の建物はそれ以後の建てられたもの。
郊外の農家では、マーガリッツア豚が飼育されている。ハンガー政府が「食べられるダイヤモンド」と認定したほどの価値ある名品と言われる。
アクセス
鉄道
ブダペスト西駅からIC特急で2時間20分。
見どころ
セゲド大聖堂
ネオロマネスク様式、高さ93mの2本の巨大な鐘楼が立つ。
内部には5段の鍵盤,9040本のパイプを備えた、ミラノ大聖堂に次ぐ、ヨーロッパ第2のパイプオルガンが設置されている。
この教会も、1879年の大洪水で崩壊したが、市民はなんとしても再建するんだという誓いから、この教会を「誓約教会」とも言われている。