概要 アドリア沿岸最大の都市。フヴァル島 Hvar など、アドリア海のリゾートアイランドへの拠点地となっているにぎやかな町。 紀元2世紀に造られたためローマ史跡が多い。ローマ皇帝だったディオクレティアヌスはクロアチア南部の生まれで、余生を故郷で過ごそうと宮殿の造営を命じた。その後スラブ人の攻撃で損傷したが、幾多の改築の歴史を経て現在神殿や大聖堂として修復され、世界遺産となっている。 アクセス 空路; ザグレブから国内線で45分、国際線もある。 列車; ザグレブから1日5本あるが所要時間は列車によって大幅に異なる。5〜8時間 バス; ザグレブからほぼ1時間ごとに出ている。5〜6時間。 主な見どころ ディオクレティアヌス宮殿跡 Dioklecijanova Palaca ローマ皇帝を退位したディオクレティアヌスが住んだ宮殿は、295年から約10年かけて建設された。強固な城壁で囲まれていた宮殿内には、ロマネスク様式の大聖堂 Stolna Crkva や神殿、地下宮殿 Podrumi Dioklecijanove Palace などが残されていて、周囲の建物と一体化した町並みを形成している。 宮殿内へは東西南北の4つの門から入ることができる。東にある銀の門 Srebrna Vrata 周辺には、露天が並んでいる。 |