概要 「エーゲ海のエルサレム」と称され宗教的に重要な意味を持つ島。 エフェソス(現トルコ)を追われた使途聖ヨハネが流された地。 95〜97年の間に聖ヨハネが暮らした洞窟は、世界遺産にも指定されており、黙示録が書かれた場所とされる。 ここには三位一体を示しているといわれる天井の3つの裂け目や、祈りの手を置いた窪みなどが残っている。また、洞窟前にある聖アン礼拝堂には貴重なフレスコ画を見ることができる。丘の上のホラの町に建つ聖ヨハネ修道院は11世紀に創建されたもので、こちらも世界遺産に指定。聖マリア礼拝堂から発見された12世紀のフレスコ画や、ビザンチン時代の貴重な宝物などが残されている。 港町スカラにホテルやレストランが集まり、観光客でにぎわいをみせる。ロドス島からフェリーが運行しているほか、3日間以上のクルーズではパトモス島へも寄港する。kbt |