織物の交易で栄えた町。毎週土曜日に市が立つ。 *ケルト人の定住地を起源にし、古代ローマの駐屯地にもなった歴史を持つ。 *6世紀に聖ヴァーストが教会を設立すると、後にベネディクト会派の修道院へと発展し、強大な力を持つようになった。 *1180年には国王から商業特権を授けられ、貿易や銀行業で経済的な発展を遂げ、さらに織物業も盛んになって町は潤った。 *特にタペスリーの生産は有名で、アラスの名はタペスリーの代名詞ともなっている。 *しかし、その後はしばしば領有問題で揺れ、戦乱に巻き込まれたこともあった。 *街には歴史的建造物が多く残っている。Qkbt 地ビールがある。 アクセス Arras停車のTGVで50分。 見どころ ●アラス大聖堂: ゴシック様式のは1030年から1396年にかけて建設されたもの。 ●市庁舎: 鐘楼が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として世界遺産に登録されている。 ●シタデル: 「ヴォーバンの防衛施設群」として世界遺産に登録されている。 |