ロックフォール・シュル・スールゾン Roquefort-sur-Soulzon

概要

フランス南部ミディ・ピレネー地域圏アヴェロン県。
人口700人足らずの小さな村の石灰石の洞窟で繁殖させたアオカビの一種 Penicillium roqueforti により熟成させた羊の乳によるチーズの産地。
ここだけで繁殖する青かびを使って作られる。
世界的に有名なブルーチーズ(青かびチーズ)のロックフォールの産地として知られている。
ロックフォール、ゴルゴンゾーラ、スティルトンが世界3大ブルーチーズとされている。
「羊飼いが洞窟に置き忘れたチーズに青カビが生えたのが始まり」とも伝えられるフランス最古のチーズでもある。
現在でもその時の洞窟で熟成されたもの以外はロックフォールを名乗ることはできず、必ずここの洞窟で熟成させなければならないという伝統の製法は守らている。
ロックフォールを名乗るためには、全てこの村の10℃の湿った洞窟で最低3か月熟成後、出荷されないといけないと決められている。

村民の大半がチーズの製造・販売に携わっており、観光客は、チーズの製造工程や貯蔵所を見学でき、試食つき見学ツアーもある。















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