*パリの西方、イブリーヌ県に属するイヴェット川沿いの町。広大なエリアで、イヴェット川が流れることからイヴェットの谷とも呼ばれる。 *見どころとして有名なのは、ポール・ロワイヤル・デ・シャン修道院跡。17世紀に起こったジャンセニスムの中心となったことで知られている。この宗教運動には、「田舎人への手紙」を著した哲学者パンセなどが参加している。熱烈な運動は権力と対決し、イエズス会やブルボン王朝の反感を買って修道院の建物は解体された。廃墟になった礼拝堂が木立に囲まれてひっそりと残っている。 *そこから山道を登った先には子供のための教育施設「小さな学校」が建てられ、劇作家ラシーヌがここで学んだ。現在はジャンセニスム博物館として運動の資料が収蔵されている。kbt *近代オリンピックの提唱者クーベルタン男爵の出身地で男爵家の城館と広大な農地ある。 |