フォンテーヌブローの森の北側にある農村。 ミレーやルソー、コローらバルビゾン派の画家たちが住んでいたことで知られる。 素朴な風景や農民の生活などが数多く描かれた。 午前中は農作業をしていたといわれるミレーの住居はミレー記念館 Maison et Atelier de Millet として公開されていて、『落ち穂拾い』などが描かれたアトリエが当時のまま残されている。 テオドール・ルソーのアトリエは、観光案内所がある建物にあった。 画家たちが集まっていたガンヌの下宿は、市立バルビゾン派美術館となっている。 その展示される作品から、当時この地で暮らしていた画家たちの生活を知ることができる。 アクセス 鉄道: パリ・リヨン駅からフォンテーヌブロー・アヴォン駅へ約50分。 下車後、バスで約15分。 定期観光バス: パリ市内からフォンテーヌブローと組み合わせたバルビゾンコースがある。 小さな町なので時間はあまりかからない。時間のない向きにはこちらがおすすめ。 ミレーが描いた周辺の農家の風景や少し離れた所にある墓地を訪れることは定期観光ではできない。 |