アジャクシオ Ajaccio

概要

概要 島の南西部に位置する、コルシカの中心都市。
現在の建物は中世に支配していたジェノバ人が築いたもの、海洋都市国家として栄えた当時のジェノバの勢いを感じさせる瀟洒な建物が並ぶ。
旧市街は、緩やかな丘にあり、細い路地がいくつもある。

ナポレオンが生まれたことで知られ,ゆかりの見どころが中心となる。
湖の町にはナポレオン像が3つある。
ナポレオン少年時代の像(生家前にある)
若き日のナポレオン騎馬像
ナポレオン皇帝像

見どころ

ナポレオン記念館 Salon Napoleonien

アジャクシオの市庁舎の2階にある
ナポレオンの生家にもあるデスマスクのほか、ナポレオン家に関するものが多数展示されている。

国立ナポレオン生家博物館 Musee National de la Maison Bonaparte

ナポレオンが15歳まで過ごした古い小さな家が残されている。現在は記念博物館となり、一般公開されている。閉館していることが多い。
庶民的な町の一角に立っている。Rue Saint Charles
ボナパルト家の2男としてこの家で誕生。
寝室に置かれているベッドは、長さが150cmほどしかない。18世紀当時の人々は現在のようにひざを伸ばして練るのではなく、膝をまげてクッションの背にもたれかけて座るようにして寝ていた。当時の人は敵が攻めてきたときにすぐに起きられるようにしていた。
ナポレオンの身長は169cm、当時としては小柄ではなかった。しかし、親しみやすさから、「小さな伍長」と呼ばれていたため、体が小さかったと言われるようになったとか。
9歳までコルシカで育ち、皇帝になっても、たびたび島を訪れていたという
少年のころの胸像が立っている。

ノートルダム・ド・アソンプション教会
Cathedrale Notre Dam de l'Assomption

16世紀、ジェノバ時代に建てられた。鮮やかなオレンジ色のファサード。
ナポレオンが洗礼を受けたところ。当時の洗礼代がそのまま残っている。
祭壇はイタリアから移設されたもの。
1771年7月21日、ナポレオンは1歳の時、ここで洗礼を受けた。
洗礼台の上には、「将軍 Imperator」の文字が刻まれている。
当時はこの地に住む人は皆ここで洗礼を受けていた。

フェッシュ美術館 Musee Fesch

フェッシュ宮殿の中にある。
ナポレオンの母方の叔父であるジョゼフ・フェッシュ卿が創設したもの。
コルシカ島がかつてイタリア領であったため、主にイタリアの絵画がコレクションされている。
ラファエロやボッティチェリ、レンブラントといった代表的な画家の作品が揃っている 。また、フェッシュ一族の納骨堂も併設されている。
50-52 Rue Cardinal Fesch, 20000 Ajaccio,

コルシカ民族博物館

パラタ岬 La Parata

アジャクシオの中でも最も美しいといわれているのが「パラタ岬」である。
海を見おろす岩の塔は1551年に建てられたもの。パラタ岬は国の自然保護地区に指定されており、欧州委員会が制定するナチュラ2000(陸地および海洋の自然環境を保護し、 生物の多様性を保全するための保護地域のネットワーク)にも加わっている。
パラタ岬からは、無人島のサンギネール諸島 Ile Sanguinairesも臨める。
中世ジェノバ時代の見張り台がいくつかある。
占領の歴史を繰り返してきたコルシカには、あらゆる海岸線にこういう見張り台が建てられた。















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