概要 ニース近郊、地中海の美しい入江に臨むのどかな港町。 小さな入り江だが、深さがあるため大型客船も停泊できる。 20世紀の作家、ジャン・コクトーゆかりの町で、若い頃よりたびたびここを訪れた彼は「ウェルカム・ホテル」に滞在して戯曲「オルフェの遺言」を書いたほか、17世紀に建てられた「サン・ピエール礼拝堂」の修復装飾に携わった。 内部にはキリストの12人の弟子の1人で、漁師であったペテロがコクトーの筆で描かれている。燭台の装飾なども、コクトーによるものがみられる。 町はずれにロスチャイルドの所有する別荘があり、一般にも公開されている。庭園が美しい。kbt シャトーロチルド |