カルナック Carnac
概要
4000もの列柱巨石群「ドルメン・メニヒル」
ヴァンヌVannesの西方にある海辺の町。
夏はリゾートとして賑わいを見せるが、なんといってもこの町を有名にしたのは、先史時代の巨石群。
町の北側に、ル・メネック、ケルマリオ 、ケルレスカンなど巨石が集中するエリアがあり、新石器時代、紀元前約5千年前頃から並べられ、当時の人々が宗教的な意味を持つモニュメントとして造ったと推定されているが、天文観測用などの説もあり、用途は謎に包まれている。
3000もの石柱が並んでいる。
一列に並んでいる巨石は人間が地面から引き抜いて並べたものだという。
石の形状は、メンヒルと呼ばれる直立したものと、ドルメンと呼ばれるテーブル状のものに大別される。
メンヒルは人間の背丈をはるかに超えるものもある。
敷地内には、500ほどの見晴らし塔もある。このように並べることで昔の人はメッセージを残しているといわれている。
巨石の敷地内には、ガイド付きで巡るようになっている。