フュッセン

概要
(バイエルン州)
標高803m
人口:約18000人
-ロマンチック街道の終点都市。
-アウクスブルクと南イタリアを結ぶ2000年の歴史を誇るローマ帝国の街道の街として古くから栄えた美しいアルプスの町。
-で、かつてアウグスブルクの司教たちが夏の別荘にしていたところで、ホーエス城Hohes Schlossを中心に、小道に後期ゴシック期の建造物が建ち並ぶ。
-16世紀にはバイオリン製作の中心地だった。
-繁華街のある旧市街だけでなく、湖に臨む広大なリゾート、鉱泉保養地でもある。
中心街は2時間ほどで見物できる。
-ホーエ城Hohes Schlosの内部には州立美術館があり中世絵画が展示されている。
現在市庁舎として使われている聖マング教会St. Mangは博物館でもあり、バイオリン工房などもある。
-ノイシュバンシュタイン城へは、およそ5km。
バスの便もあるが、駅で自転車も借りることもできる。
-近くのロスハウプテンRosshauptenの谷にある大きな人造湖フォルケン湖Forggenseeの湖畔には、モダンなミュージカル劇場があり、ルードヴィッヒ2世の生涯をミュージカルのして上演している。
http://www.ludwigmusical.com


アクセス
鉄道
ミュンヘン中央駅Muchen Hbf.からフュッセンFussen行きで2時間5分。2時間間隔。

湖上遊覧
遊覧船からノイシュバンシュタイン観光
城のはるか下には大きなフォルッゲン湖が広がる.
6月15日から10月まで白い定期船が2隻運行している。
湖を一周するラウンドとリップは1日3本運航し、2時間で8ユーロ,
ショートとリップは6本運航し、50分で5,5ユーロ、乗船場はフュッセンボートのりば.(料金は変更あり)
http://www.stadt-fuessen.de./157.0html


見どころ
ホーエス城 Hohes Schloss:
町はこの城を中心に成り立っている。
都市教区教会の裏手の坂道を上がる。
15世紀末、アウクスブルク領主司教の夏の居所であった。
宮殿の北翼にはホーエス城州立美術館Staatsgalorie im Hohons Schloss
15〜16世紀のバイエルン地方の絵画や彫刻を収集している。

旧聖マング修道院 Ehemaliges Kloster St.Mang:
ベネディクト会修道士が、スイスのザンクト・ガレンにある修道院の支部修道院として建立。「シュヴァーペンの使徒」聖マンク(聖マクヌス)St.Mangが生涯を終えた(750年)庵のあった場所に建てられた。
18世紀にバロック様式に改造。1803年には世俗化され、それ以来修道院の所属教会は、教区教会となった。

フュッセン市博物館 Museum der Stadt Fussen:
修道院だった建物。
フュッセンにおけるリュート、ヴァイオリン製作の記録資料に重点が置かれ、美しい弦楽器コレクションも見られる。

都市教区教会 Stadtpfarrkirche:
1701年から1717年にかけて、土地の建築家ヨハン・ヤーコプ・ヘーアコマーがバロック様式で新築。
その際彼は、建築のみならず化粧漆喰細工やフレスコ壁画も手がけたため、きわめて統一性の高い建築物となった。

レヒの滝 Lechfall:
南に0.5km。
轟々と音をたてて、レヒ川の流れが小さな谷マクヌストリツトMagnustrittに落下している。
この流れには橋がかけられ、フユツセンの町に至る小道に通じている。