概要
(ニーダーザクセン州)
人口:約50000人
ドイツの中の小さなスウェーデンといわれている。
1000年以上前にできた町で、1659年の大火で建物のほとんどが崩壊し、30年戦争の後、スウェーデンの支配下で再構築された。
ドイツ屈指の果樹園地帯アルテスラントに隣接する、細い路地や街角に昔日の面影が色濃く残る中世の町。
旧港には標準秤やクレーンが保存されている。
近郊から荷馬車が集まって馬市の広場が開かれていて、塩の交易ではハンブルワをもしのいでだという。
この町は、郷土祭、蚤の市、射手の祭など、お祭りが多いことでも知られる。
町の中央に建つ聖コスメ教会には、オルガン作りの名工、シュニットガーの記念すべき第一作が納められており、今も変わらぬ美しい音色を奏でている。


アクセス
鉄道
ハンブルクから1時間。30分間隔。


ハンブルク・ランドウングスブリユッケンLandungsbruckenの埠頭4から、エルベ川ジェット船Elbo-City-JetでシュターデルザントStadersandまで1時間。4〜11月の間のみ1日4便運航。そこからバス#6で町の中心まで行ける。

見どころ
聖コスマス・聖ダミアン教会St.Cosmas und Damiani
シュターデで一番古い教会。
バロック様式の8角形の塔がある。
内部にあるオルガンは、オルガン製作の名工アーブ・シュニットガーの最初の作品。