概要 |
-いつでも花が咲いていることから“レマン湖の花”と呼ばれる可愛い湖畔の町。 -13世紀からサヴォイア家が築いた古城と街並が今も残っている。 -16世紀の市庁舎や18世紀の教会など歴史的な建物が並ぶ旧市街で水・土曜に朝市が開催される。 -4〜5月には公園でチューリップフェスティバルが開かれ、5〜6月にはヴュイユラン城でアイリスが咲き誇り、7〜10月には湖畔がダリアの花で埋め尽くされる。 -美しいブドウ畑が広がる、ウインの産地としても有名で、周辺には古城も多い。 -ローザンヌの町の拡大に伴ってベッドタウンになっている。 -モルジュの町から歩いて約10分のトルシュナがある。 「ローマの休日」で一翼有名になったハリウッド女優オードリーは引退してからこのトロシェナ村 Tolochenaに静かに暮らしていた。 24-36歳まで華やかなハリウッドスターとして脚光を浴び続けていたが、パパラッチに追いかけられる毎日にくたびれ果て、自ら引退してこの地に移り住んできた。 晩年、ユニセフの活動に力を注ぐも、体をむしばむ病に勝てなかった。 モルジュの町のマイヤーMeierという老舗のケーキ屋をたびたび訪れていて、オーナーとも親しくなっていたという。 現在、この店ではAudreyと刻印したチョコレートが売られている。ミルクチョコにアーモンドとカカオをミックスしたもの上品な逸品。 トロシェナ村の丘の上の墓地にヘップバーンの墓がある. |
データ |
-人口:約30000 -標高:378m |
アクセス |
ローザンヌ駅からジュネーブ方面行き普通列車で12分、 ヘップバーンの墓地には駅前から路線バス10分ほど。 |
見どころ |
アレキス・フォレル博物館: Grand'Rue、54 版画家のアレクシ=フォレルとその夫人の創設によるこの美術館は、古いブランシュネー館の半分を改造したもので、15、17、18世紀の各様式の混合した美しい建物である。 二つの建物からなり、各階ともトスカーナ風の歩廊で連結されている。 中に入ると、15−16世紀の格天井、彫亥りを施した17世紀のブルゴーニュ風扉、二つの巨大な暖炉などが目を引く。 15世紀の邸宅に陶磁器、人形などを展示している。 モルジュ城: 四隅に塔の立つ13世紀の重厚な城で、1798年から今日までのスイスの軍備と軍服の変遷と、大砲の模型や40台以上の実物(地下)、800O体以上の鉛や錫の兵隊を含む人形、ヴォー州の軍事史に関わるデッサンなども展示されている。 「ラ・リベルテ: 17世紀の木造ガレー船(55m)を復元展示している オードリーヘップパーン・パヴィリオン: 郊外のトロシュナ(バスで約10分)に暮らした名女優の生涯とユニセフ大使としての功績などを紹介 |
周辺の見どころ |
ヴュイユラン城: 車で片道約15分 18世紀の美しい城。城主が趣味で育てはじめたアイリスの庭園が有名。 5〜6月のアイリスの後には、ニッコウキスゲのに似た花が満開になる。 プランジャン城「スイス国立博物館」: 車で片道約30分 庭園も建物の素晴らしい古城に18・19世紀のスイスの歴史資料を展示 アルポルトウムと木の博物館: オーボンヌまで片道約40分 オーボンヌ渓谷の森林センターと博物館。3000種以上の木と苗木が並ぶ ドゥナン: 車で片道約15分 世界的に有名な“かかし"の村。様々なデザインのかかしがみられる |