概要 |
-マッジョーレ湖畔マッジア川河口の景勝地にある。 -ロカルノと同様、マッジアの急流によってできた広い三角州に様々なスポーツ施設が整備されている。 -鉄道の通っていない小さな街ながら、昔から好んで画家たちが滞在した高い文化レベルを誇る。現在では一大リゾート地になっている。 -中世やルネサンスに遡る建物や16世紀頃この地に暮らした芸術家の作品などが残っている。 1-9〜20世紀に、自然回帰をめざした哲学者、画家、作家などが、モンテ・ヴェリータに集いコロニーを造っていたことでも有名。 |
データ |
-人口4726 -標高210m |
アクセス |
ロカルノ駅前からバスで10分。 |
アスコナの見どころ |
ボルコ(旧市街): 古い建築や通りが残っている地区 コレッジオ・パピオ修道院 ローマ教皇グレコリオ13世の命で16世紀に造られた。 紋章で飾られた回廊が美しい。アスコナ音楽祭の会場でもある。 ノートルダム慈悲教会 Eglise N.D.de 1a Misericordeが傍らに建つ。 1399年に建立され、ゴチック様式の内陣を除いて15世紀に改修された。 15−16世紀の彩色フレスコ画が有名だが、傷みがひどいもの、なかにはほとんど消失したものもある。 身廊の壁に「聖クリストフ」「永遠なる父」「カシの木の聖マリア」「聖ロック」「聖セバスチャンJ等。内陣の壁と天井に「旧約聖書」「コートを着た聖マリア」「新約聖書」等。中央祭壇の上の、聖マリアの生涯を描いた美しい祭壇画がある。ジョヴァンニ・アントニオ・デラ・ガイア、1519年の作と伝えられる。 カーサ・セロデイーネ: 17世紀の家で、バロック様式の傑作といわれる。 ジョパンニ・パティスタ・セロディーネの手による漆喰装飾が素晴らしい ピエトロ・エ・パオロ教会: 16世紀に遡る教会。内部には画家ジョバンニ・セロディーネのフレスコ画が残されている-近代美術館: 芸術家集団が、街に寄贈した65作品で創られた市立美術館 モンテ・ヴエリータ(真実の山): 片道約5分 ヘッセ、ユング、ワーグナーなど多くの文化人が集った理想郷。 コロニーに残る建物「カーサ・アナッタ」「カーサ・セルマ」「キアツロ・モンドディベアチ」は現在、彼等の作品や資料を展示する博物館/美術館になっている |
アスコーナ周辺の見どころ |
ブリサーゴ島 Isole di Brissago 片道約15分 マッジョーレ湖に浮かぶ植物園のある島。夏期のみ湖船で行ける 詳しくはこちら |