概要 |
-1291年にスイス連邦の発祥となる同盟を結んだ3原州の一つ、ウーリ州の州都。 -フィーアヴァルトシュテッテ湖(ルツェルン湖)とロイス川上流の谷の間に位置する。 -サン・コッタルド峠北面の要地で、伝統的な州都の威厳を保つこぢんまりとした町。 -建国のシンボルとなつた英雄ウィリアム・テルの伝説で、彼が息子の頭上のリンゴを射ぬいた場所として語られたことで有名。 シラーの戯曲「ウイリアムテル」で広く知られている。 -村の中心にはテルの銅像やテルの劇を4年に一度上演するためにつくられた劇場があり、修道院や教会、市庁舎など随所に中世の面影が残っている。 |
データ |
-人口:約9000人 -標高:462m |
アクセス |
鉄道: チューリッヒ中央駅からロカルノLocarno行き急行IRで約1時間10分。 |
見どころ |
ウイリアム・テル記念碑 Telldenkmal 1895年に作られたこのあまりにも名高い射手の像は、中央広場の、色塗りのドームの塔を背にして立っている。 伝説上スイス建国の父とされるテルの像として、最初に外国の支配から脱したウーリ州の州都に立てられた。 ラウゼン峠街道の、テルの生まれた村ビュルグレンBurglenに小さなテル博物館がある。 |
アルトドルフの周辺の見どころ |
バウエン Bauen. 人口174。 北西に10km。~ ウーリ湖西岸の、緑と花に埋もれたような山麓のすてきな村。 優雅な小教会(1812年、ネオ・バロックの内部)、花々にあふれたホテルやシャレー、この地域特有の温暖な気候を示す植物(松、南洋杉、やし、バナナなど)が、この景勝地に南の国の趣をわずかばかり与えている。 |
(参考資料:スイス政府観光局など)