概要
・オーストリアの首都。
・地中海とバルト海を結ぶ道路とドナウ川が交差する地点に位置し、古くよりヨーロッパの東西と南部を結ぶ十字路として発展してきた。
・音楽や芸術の中心地としても知られ、今に残る宮廷文化や世紀末芸術なども大きな観光要素となっている。
・市街は、シュテファン大寺院を中心として円を描くようにリンク大通り Ring と呼ばれる環状道路が走り、その内側とリンク大通り沿いに数多くの見どころが集まっている。
・リンク大通り内には、王宮や国立オペラ座などがあり、オペラ座からシュテファン大寺院に向かってウィーン最大の繁華街(歩行者専用)、ケルントナー通り Karntner が延びている。
・大寺院の手前で左に折れたところにあるグラーベン Graben 、さらに王宮に向かってブランド店が立ち並ぶコールマルクト Kohlmalkt といった界隈がショッピングの中心となる。
・リンク大通り沿いには、美術史博物館や自然史博物館、国会議事堂、ブルク劇場、市庁舎などの重厚な建物群が並ぶ。
市立公園内とその周辺には音楽家たちの像が随所にあり、それらをめぐりながら散策するのも楽しい。
・ウィーンには美術館や博物館のほかにも、モーツァルトが過ごした家フィガロハウスなど音楽に縁のあるスポットも数多い。
こうした家々には国旗が目印についている。
・2000年の歴史を誇る古いたたずまいを見せる旧市街は、世界遺産に指定されている。

http://www.vienna.info/jp

アクセス
空路
日本からウイーンへの直行便が運航されている。
オーストリア航空が関西空港から毎日1便、成田からは週6便、オーストリア航空(OS)、全日空(NH)の共同運行をしている。
欧州各都市とも結ばれていて多くが、日本からの同日接続できる。
ウイーン以外の国内線への乗継は、空港がこじんまりしているので便利だ。
項k内戦とEU各都市への乗継はウイーンで入国審査を受け、荷物はスルーで最終目的地まで行くので、そこで税関検査となる。


鉄道
ウイーンはオーストリアの東端に位置するため、西ヨーロッパ各地からはかなり時間がかかる。
一方、中欧各地へは比較的便利だが、運行本数が少ない地域もあるので、事前に出発時間を調べておかなくてはいけない。
各国の首都への直通列車が運行されている。


空港
ウィーン国際空港
Vienna International Airport(シュベヒャート空港Wien-Schwechat)(VIE)

市街から南東約20kmに位置する
市内への交通機関;
シティ・エアポート・トレイン(CAT)
2日建て急行列車30分おき。
ミッテ駅〜空港16分
ウィーン南・西駅行きのシャトルバスも運行している。


鉄道駅
ウイーンでは方面別に発着駅が分かれている。
ウイーン西駅 Wien Westbahnhof;
フランス、ドイツ、スイスなどから
ベオグラード、ブカレストなどからも.

ウイーン南駅 Sudbahnhof;
イタリア、旧ユーゴ各国等の南方路線とベルリン、プラハ、ブダペスト、ワルシャワなどの東方路線。

フランツ・ヨーゼフ駅 Franz-Josefs;
国内線北部から

オーストリア北駅 Nord;
国内線北部から

ミッテ駅 Mitte;
近郊線


ウイーン市内交通
地下鉄(U-Bahn)、路面電車、バス
共通チケットを使用。
1回乗車券/24時間パス/72時間パス/8日間回数券/1週間定期などの種類がある。
駅、市交通局の前売所やタバコ屋で購入可能(72時間フリーパスは市内の観光案内所および地下鉄駅の自動販売機でも販売)。
なお、公共交通機関72時間フリーパスに博物館入場料割引きなど特典が付いた「ウィーンカード」もある(ホテル、観光案内所、主要チケットオフィスなどで販売)。


タクシー
一般にタクシー乗り場から乗車。
運賃は料金メーターに表示。23:00-6:00と日曜・祝祭日は割増料金、
空港とウィーン市内の間は追加料金が加算される。チップは料金の10%が適当。


定期観光ツアー
定期観光バス

ドナウ河クルーズ
イヒスブリュッケ港
クルーズ運行期間;4〜10月


ウイーン市内の見どころ
シュテファン寺院 Stephansdom
市立公園 Stadtpark
シェーンブルン宮殿 Schloss Schoenbrunn
ベルヴェデーレ宮殿 Schloss Belvedere
市庁舎 Rathaus
国会議事堂 Parlament
郵便貯金局
カール教会
アウガルテン
プラター遊園地
ドナウタワー
国連都市
中央墓地
ザンクト・マルクス墓地

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ウイーンの世紀末の建築
マジョリカハウス
皇帝専用市営鉄道ホーフパビリオン・ヒーツイング
カイザーバード水門監視所
アンカーハウス
シュトゥハードウルホーフシュティーブ
エンゲル薬局
ロースハウス
カフェ・ムゼウム
カールマルクスホーフ


ウイーンの劇場
オペラ座(国立歌劇場) Wiener Staatsoper
パリ、ミラノと並ぶ3大オペラハウス。
1869年、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』でこけら落とし。
以来、マーラー、カラヤンといった名指揮者たちがウィーンフィルハーモニーを指揮した。
戦後は『フィデリオ』で再開。
ロビーには、ウェーバーを始めハイドン、モーツァルト、シューベルト、ベルディ、ベートーベンら音楽家たちの彫像が並び華やかな雰囲気。
座席数1642。金と赤、象牙色の装飾で統一されている。
日中、日本語のガイドツアーあり。

フォルクスオパー Wiener Volksoper
オペレッタやミュージカルを中心に上演している。

楽友協会ホール Musikverein
ウイーンフィルの本拠地
2000人収容
例年、1月1日にニューイヤーコンサートが行われ、世界中に放映されている。

コンツェルトハウス Konzerthaus
ウィーン交響楽団の本拠地。3つのホールを持つ。
大ホールは1800人収容。
モーツァルトホールは700人。
シューベルトホールは300人収容。

ブルク劇場
アカデミー劇場
フォハクス劇場
ヨーゼフシュタット劇場
アン・デア・ウイーン劇場
ライムント・ウイーン劇場


ウイーンの音楽家ゆかりの地
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ウイーンの博物館・美術館
美術史美術館;Kunsthistorisches Museum
自然史博物館
19・20世紀絵画館(ベルベデーレ宮殿上宮)
中世とバロック博物館(ベルベデーレ宮下宮)
ウイーン市歴史博物館
フンドレッドヴァッサーハウス
ミュージアム・クォーター(ムゼウムス・クバルティーア)Museum Quartier
近代美術館
20世紀美術館
造形美術アカデミー絵画館
軍事史博物館
フロイト博物館
王宮宝物館
王宮家具博物館
分離派会館(セセッション) Secession
レオポルド美術館 Leopold Museum
アルベルティーナ Albertina
リヒテンシュタイン博物館 Liechteinsteinmuseun
クンストハウス
産業技術博物館
エフェソス博物館
ウイーン市時計博物館
民俗学博物館
オーストリア応用美術博物館

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ウイーンの森
一般的にはウィーン郊外に広がる山々のことを指す。
広さは約1000kuに及び、森というより山である。
アルプス山系の最北部からカルパティア山脈になる地帯で、最高地点は標高893mになる。
ウィーン市内から近いため、ウィーン人にとって憩いとレクリエーション場所ともなっている。
ウイーンに近いふもとの地区にある村には周辺で産するワインの居酒屋が集まっており、地元の人や観光客に人気のエリアになっている。
ベートーベンなど音楽家や芸術家も若かりしころ暮らしていたところでもある。

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ウイーン近郊
ラクセンブルク
クロイツェンシュタイン城
トゥルン
シュネーベルク
バーデン・バイ・ヴィーン