概要
*同名の湖のそばにたたずむ町は、12世紀以来巡礼の地として栄えて、教会は壮麗な芸術作品で飾られている。
*ベナツキーのオペレツタ「白馬亭にて」の舞台となったホテルがそのまま現在も営業している。
オペレツタそのままの風景や素晴らしい湖に恵まれたごの町の人々は、観光客が押し寄せても悠然と暮らし続けいることができるのは。昔から多くの巡礼の人々を迎えることに慣れていたからだろう。

データ
人口:約4000
標高:549m

アクセス
バス
ザルツブルグ駅前からバート・イシュル行きで1時間30分。そこからさらに30分。
または、
ザンクト・ギルゲンSt.Gilgenから湖上定期船で35分。90分ごと。


ザルツブルグからザンクト・ヴォルフガングの南側の道路を進む。
町の中には車の駐車場がない。夏季には進入もできない。
町のはずれに2か所大きな駐車場がある。
その一つはシャープベルク駅Schafbergbahnhofに近い。
ザルツブルグからは同じ道を進んで、手前のザンクト・ヴォルフガングで車を駐車して湖上定期船(35分)で行くこともできる。

見どころ
教会:
いい伝えによれば、当時は人跡稀なところとして知られていた「アーバーゼーAbersee」の湖畔に孤独を求めてやってきたレーゲンスブルクの司教、聖ヴォルフガング(1052年に聖者の列に加えられた)が建てた庵に代わるものとして建立された。
現在あるのは、15世紀半ばに遡る建物である。
突き出した岩の上という地形、そしてできるだけ多くの巡礼者を収容しなくてはならないことから、不規則な形となった。
隣接して16世紀の小修道院がある。かつてモントゼーMondseeのベネディクト会が運営していたところで、ここの回廊からは湖の眺望が広がる。

周辺の見どころ
シャフベルグ山 Schafberg
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