概要 | ||
*標高424mに位置する、人口15万人のザルツブルク州の州都 *ザルツァッハ川が市内を流れる *ザルツブルク(塩の城)という名が示すように先史時代から岩塩の取り引きで栄え、1200年にわたりこの地方を統治した大司教の富と権力が築き上げた芸術の香り高い古都。 周辺の山には岩塩坑が残っている。 *モーツアルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいた地として知られる、 *旧市街はユネスコ世界遺産に登録されている。 *夏のザルツブルク音楽祭は世界中に知られており、一年で最もこの町が混雑する時期となる。 *ザルツブルク周辺には景勝地ザルツカンマーグートがあり、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としてもよく知られている。 *ドイツのミュンヘンからわずか140kmの位置にあり、バイエルン州との文化的関係が深い。 http://www.salzburg.info |
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アクセス 空路: 欧州各国からの便があるが、運行便数は多くない。 国内線がウイーン、クラーゲンフルトなどと結んでいる。 鉄道: ウイーンからは300kmの距離にあり、直接ザルツブルグに入る場合には、ドイツ・ミュンヘン(140km)が便利だ。 ウイーン西駅 Wien Westbahnhofから特急OECで2時間45分。(毎時) ICEなどの高速列車もほぼ同じ時間で運行されている。 ドイツ・ミュンヘンからはOECで1時間40分。 ザルツブルグ中央駅は旧市街から5分のところにある。 |
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空港: ザルツブルク空港 Salzburg Airport モーツァルトにちなんでヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト空港(Wolfgang Amadeus Mozart Airport, W. A. Mozart Airport)とも呼ばれている。空港コード:SZG 空港から市内までエアポートバス25分。 タクシーで約15分。 |
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見どころ 旧市街地は車の乗り入れが制限されており、ツアーの観光などは徒歩見学となる。 モーツァルトの生家 レオポルト・モーツァルトの一家は、ゲトライデガッセ通りGetreidegasse 9 番地の住居に 1747 年から 1773 年まで住んでいた。 1756 年 1 月 27 日にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトがここで誕生。 モーツァルト家の住居は現在では博物館になっている。 モーツァルトが使用していた子供用バイオリン、コンサート用バイオリン、ピアノ、モーツァルト家の肖像画と書簡などが展示されている。 大聖堂 モーツァルトもここで洗礼を受けた。 正面玄関丸屋根は、アルプス山脈の北側にあって、初期バロック様式となっている。 町が塩の交易の繁栄とともに豊かになり、火事で消失して、再建されたりすると、その都度、大きく作られ、拡大されてきた。そして大司教の権威はますます大きくなっていった。 これにより、アルプスの北にあるローマカソリックの教会としては、最も威厳のあるものとなり、その規模も拡大していった。
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近郊 アニフ; カラヤンが眠る教会墓地がある. イーグルスネスト(鷲ノ巣); ヒットラーの山荘ケールシュタインハウスのある地域 ヘルブルンドルフ; ヘルブルン宮殿; 噴水を仕掛けた庭園が美しい。「サウンドオブミュージック」にも登場 |
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オーベンドルフ: 「きよしこの夜」が生まれた小さな教会のある村 ハライン; トロッコに乗って岩塩坑見物 ザルツブルグから南へ20Km ヴェルフェン 世界最大の氷の洞窟がある町 |
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(参考資料)オーストリア政府観光局・ザルツブルグ観光局 |