概要
*ウィーン郊外南西部にある町。ウィーンの森の中心部にある。
*バーベンベルク家レオポルド3世により1133年に創建されたオーストリア最古のシトー派修道院がある。
*キリストの磔刑に用いられた十字架の聖遺物が保管されているところから、ハイリゲ ンクロイツ「聖十字架」と呼ばれる。
*列柱の美しい回廊は1220?50年頃、ステンドグラスは1300年頃のものです。
*ハイリゲンクロイツ修道院はヨーロッパのシトー会修道院では最大規模である。
*このシト一会修道院は1133年、バーベンベルクレオボルト三世によって創設された。
建物の四隅に円筒形の小塔がある。
修道院教会Stlftskircheではロマネスク様式の身廊(1187年)と1295年の明るいゴシック様式のホール式内陣が見どころ。
13世紀のステンドグラスは鮮やかな色彩で、草花模様が多いが、ここのは独創的なステンドグラスだ。
ここで注目したいのが中庭回廊は1220年から1240年にロマネスク=ゴシックの過渡的様式でつくられた。
バーベンベルク家の埋葬に使われた柱頭の間には、オーストリアで最古の大公の墓(1246年)がある。
九角形の井戸屋形ではクリザイユ模様の美しいトレサリー窓とバーベンベルク家の人々の肖像が見られる。

アクセス
バーデンまで路面電車バーデン線で来てからバスで30分。
この地域を巡るには、ウィーンの森半日定期観光バスがおすすめ。