概要 |
*人口約950人 *ダッハシュタイン山塊の山麓、ザルツブルクにほど近く、オーストリア・アルプスの麓の湖水地帯ザルツカンマーグート地域の最奥に位置する。 *ハルシュタット湖の湖畔に家々が並び立つ景観は、オーストリアの代表的な風景として、1997年にユネスコ世界遺産に登録されている。 *ハルはケルト語で「塩」を意味する。先史時代から貴重とされていた塩(岩塩)が採れたため、商業の中心地として栄えてきた街。 岩塩は「白い黄金」と呼ばれるほど価値があり、ハプスブルグ家はハルシュタットは直轄地として手厚く保護されていた。 *町の南のはずれにあるケーブルカーで山頂まで行くと、古代ローマ以前からの岩窟坑があり、トロッコに乗っていく坑内の見学ツアーもある。 *この塩坑からは古代の墓地遺跡が発見され、塩漬け状態の人間の遺体と当時の衣類や道具などが発見されたという。落盤などの事故により岩塩内に閉じ込められたと考えられている http://www.salzkammergut.at |
アクセス 鉄道: ザルツブルグからウイーン方面行き列車で乗換駅アットナンク・プッハイム Attnang Puchheimへ(約50分普通列車) ザルツガンマーグート線シュタイナッハ・イルドニングStainsch-Irdning行きで1時間30分でハルシュタット Hallstatt駅に到着。 駅前の湖岸の桟橋から船で10分。ハルシュタットへ到着。 最寄りのハルシュタット Hallstatt駅のあるザルツガンマーグート線は1時間ごとに運行されている。 単線運転で、ウイーン方面からの本線の列車などの到着遅れなどがあると、乗継客のために待機して出発する。 バス(こちらの方が所要時間は短い) ザルツブルグ駅前から国鉄バスで バートイシュルBad Ischl駅へ(約1時間30分) バートイシュル Bad Ischl駅から ザルツガンマーグート線でハルシュタット Hallstatt 駅へ(30分) |