概要
*ドイツのアウクスブルクからアルプスを越えてヴェネツィアに通じる古い街道のうち、もっとも起伏に富む区間にあたる。
*15世紀には、その戦略上と交易上の役割からみてきわめて重要な道筋であった。
:現在はドイツ・アルプス地方のリゾート地とチロル地方インスブルックを結ぶ重要な観光ルートとなっている。


主な集落・見どころ
フェルンシュタイン(Fernstein)
標高1209m。
両側の山が迫って守りやすいこの地形では、かつては橋を守る施設が人々の往来を取り締っていた。
今も高い塔屋が残っている。
小集落の下ではフェルンシュタイン湖Fernsteinseeの青緑色の湖の上に、木々に覆われた島が浮かんでいる。

フェルン峠Fernpass

ブリント湖 Blindsee

ヴァイセン湖Weissensee

エーアヴァルト Ehrwald

レルモース Lormoos

エーレンベルク峡谷 Ehrenberger Klause

ここは、16世紀から18世紀末にかけて、バイエルン、スウェーデン、フランスなどの軍勢の侵入からチロルを守るために築かれた、エーレンベルクの城塞の防備施設の一部であった。
左手の、樹木に覆われた丘の上に、周囲の植物群を見下ろすように残っている廃墟が見える。
この地方の役所と裁判所の所在地でもあった.

プラーン湖 Plansee


ハイターヴァンク湖 Heiterwanger See

アマー・ザッテル峠Ammer SatteI(国境)

ロイッテ Reutte

人口:5500。
標高854m
アウサーフェルン地方の観光の中心で行政上の中心の町。
夏は数多い山歩きコースの出発点として賑わう。
冬は周辺に整備されたスポーツ施設が、スキーヤーたちに高く評価されている。